全社的な事業変革「デジタル・データ・AIトランスフォーメーション(DDAX)」
SOMPOグループは、デジタル・データ・AIを活用した全社的な事業変革である「DDAX(デジタル・データ・AIトランスフォーメーション)」を、持続的な成長を力強く牽引するコアエンジンと位置づけています。従来のデジタル化の枠組みを超え、AIの活用を前提としたビジネスモデルの変革と新たな顧客体験価値の創造に注力し、次世代の企業体への進化を目指しています。
具体的には、個別業務の生産性向上とオペレーション全体の再構築に取り組み、ビジネスモデルの変革を実現します。
SOMPOが目指す“DDAX”(デジタル・データ・AIトランスフォーメーション)
AI CoEを中心とした推進体制とデータガバナンス
当社グループはグループCo-CDOおよびグループCDaOのリードのもと、全社横断組織「AI CoE(センター・オブ・エクセレンス)」を設置しています。AI CoEは全体戦略の統括を担うとともに、4つの専門タスクフォース「人材育成・文化醸成」「IT・アーキテクチャ」「データ」「リスク・ガバナンス」を運営しています。これらを通じて、人材の採用・育成から共通データ基盤の構築、倫理ポリシーの制定まで、攻めと守りの両面から包括的にグループを牽引しています。このAI CoEによる「全体戦略の統括」と「専門タスクフォースの運営」が密接に連携し、以下の取組みを推進しています。
AI・データ活用による既存事業の生産性・収益基盤の強化と、新規領域(ウェルビーイング等)における価値創造の推進
データ活用価値を最大化する次世代データ基盤の整備と、強固なデータガバナンス体制の確立
AI CoEを中心とした取組みにより、DDAXを力強く推進する確固たる土台を築き、新たな顧客体験および社会的価値の創出と、持続的な企業価値の向上を実現していきます。
汎用型AIと特化型AIの両輪による価値創出
当社グループは、専用の「汎用型AI」を独自に展開し、すでに多くの社員が日常業務で活用しています。さらに、全社的な効率化にとどまらず、各事業領域のより深い業務知識を学習させた「特化型AI」の実装プロジェクトも並行して強力に推し進めています。
当社グループでは、特定の業務や部門に縛られることなく全社員が日常業務で幅広く活用できるAIとして、国内グループ会社社員約34,000人を対象とした「SOMPO AIエージェント」の導入と、本格実装に向けた実証実験を進めています。本ツールの利用にあたっては、事前の研修受講を必須化するなど、適切な安全統制と徹底したリテラシー教育のもとで展開しています。すでに日常業務への浸透を図りながら着実に活用事例を創出しており、全社規模での生産性向上と業務プロセスの抜本的な見直しを推進しています。
各事業領域におけるより深い業務知識を学習させ、特有の業務オペレーションに最適化させたAIとして、業務特化型AIの実装プロジェクトも進行中です。専門的な知見とAIを掛け合わせることで、各部門が抱える個別の課題解決に焦点を当ててアプローチしています。
これらのユースケースの創出により、既存事業のさらなる高度化と、コアビジネスにおける収益基盤の強化を実現していきます。