海外保険事業

28カ国・地域に拠点を有し、
先進国から新興国まで
グローバルに事業を展開しています。

(2022年12月31日現在)

海外保険事業の特徴・強み

グローバル展開

SOMPOホールディングスグループは、北米、欧州、中東、アフリカ、アジア、中南米、オセアニアの28カ国・地域に拠点(現地法人、支店、駐在員事務所)を有しています。

※ EEA地域も保険引受の対象

今後の重点取組み

グローバルプラットフォームを通じたオーガニック成長
海外保険事業においては、規模と分散を通じたさらなる成長と収益性に資する取り組みとして、コマーシャル分野ではマーケットのハード化を踏まえた保険料収入の増加、損害率の改善、ポートフォリオの最適化などを実施してまいります。リテール分野では収益性向上と中長期的な成長を目指し、経営企画、法務、財務、人事、IT開発などの間接部門の統合によるオペレーションの効率化に取り組み、統合されたグローバルネットワークを通じて、ベストプラクティスやノウハウを他国や他地域に提供してまいります。これらの取組を通して、社会課題の解決と企業価値向上を目指します。

規律あるM&Aによる成長
機会を捉えて機動的にM&Aを実施し、規模と分散に貢献していきます。海外M&A統括役員が委員長を務める「グローバル・トランザクション専門委員会」などでの議論を通じて、厳格な規律を維持しつつスピード感のある検討を行います。

トピックス

農業保険のグローバル統合プラットフォーム『AgriSompo』

SOMPOインターナショナルホールディングスは、業界をリードするグローバルな保険会社として、農業保険・農業再保険の統合プラットフォーム「AgriSompo」を通じた革新的な商品を世界各地の農業関係者に提供することで、農作物の収穫におけるリスクソリューションを提供するとともに、食料・農業分野における持続可能性に貢献します。AgriSompoでは、農家・農業事業者・その他関連事業者に対し、統一化された保険引受や、技術的知見、販売基盤を活用しながら、干ばつ・洪水・その他の自然災害を包括的に補償しています。
依然として十分な食料が確保できない地域もあり、また、自然災害の発生により多くの農業従事者が経済的に困窮しやすい状況にあります。AgriSompoでは、気候変動リスクの緩和に努めるとともに、自然災害により最も大きな被害を受ける農業従事者の経済的な影響を軽減できるよう支援しています。
また、現地政府系機関との提携も進め、インド・タイなどでは、各国政府が関与する農業従事者への支援を目的とした農業保険プログラムへの参画なども通じて、支援を行っていきます。
SOMPOインターナショナルホールディングスは、2020年12月に米国連邦政府の制度農業保険において業界第4位のDiversified Crop Insurance Serviceの買収を発表したことで、米国および世界の農業保険において確固たるポジションを確立しました。
今後も、気候変動に合わせた商品を継続的に開発するとともに、SOMPOグループの幅広いネットワークを活用しながらAgriSompoのプラットフォームをグローバルに拡大し、持続可能な食糧供給体制を推進できるよう取り組みます。

リスクマネジメント関連冊子の無料配布(日本語・中国語二か国語対応):"BCPのための感染症対策50のポイント" "BCPのための自然災害対策50のポイント"

日本財産保険(中国)有限公司では、全世界に蔓延する新型コロナウイルスをはじめとする感染症や、近年激甚化する自然災害による企業のリスクに備えたBCP策定に欠かせない50のトピックを盛り込んだリスクマネジメント冊子をお客さまに無料で配布開始しました。

アフリカ大陸における取り組み

SOMPOグループは、アフリカ大陸における販売ネットワーク拡充を目指し、2017年にSanlamグループ*1と戦略的パートナーシップ契約を締結しました。

以来、人事交流や共同でのマーケット開拓など、さまざまな取組みを行っており、2018年9月に日本、2019年2月に南アフリカ、7月にケニア、2020年2月にモロッコにおいて同グループと共同でビジネスセミナーを開催し、新型コロナウイルス流行後は、オンラインで同様のビジネスセミナーを継続的に開催し、多数の日系企業にご参加いただいております。

また、2022年8月、アフリカ大陸における販売ネットワークを更に拡充することを目的に、チュニジアの保険会社のAMI Assurancesと、チュニジアにおける損害保険事業の協力覚書を締結しました。本取り組みは、同年8月に開催された、第8回アフリカ開発会議(TICAD8)*2のビジネスフォーラムにおいて紹介されました。

当社グループは、今後もアフリカ全土の多国籍企業へ高品質な金融サービスの提供を志向するとともに、同地域におけるプレゼンスを高めていきます。

(提供ジェトロ)

  1. Sanlamグループはアフリカ全土に広範なネットワークを有するアフリカ最大のノンバンク金融サービスグループです。5つの事業会社(Sanlam Personal Finance、 Sanlam Pan Africa 、Sanlam Investments、Sanlam CorporateおよびSantam)を通じて、損害保険、生命保険のみならず、ファイナンシャル・プランニング、年金、投資、富裕層向けウェルス・マネジメント事業を展開しています。
  2. アフリカ開発会議(TICAD)とは、Tokyo International Conference on African Developmentの略であり、アフリカの開発をテーマとする国際会議です。1993年以降、日本政府が主導し、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行及びアフリカ連合委員会(AUC)と共同で開催されています。2022年8月27~28日には、チュニジアのチュニスで、第8回アフリカ開発会議(TICAD8)が開催され、当社は、関連イベントのビジネスフォーラム(ジェトロ主催)に参加しました。
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