SOMPOの強み

1.130年の歴史を通じた信頼と責任

創業の志:身を挺してお客さまを守り抜く

(1)「火災から人々を守る」という使命感から日本初の火災保険会社として誕生

1888年、当社グループの源流の1つである東京火災は「火災から人々を守る」という使命感から日本初の火災保険会社として誕生しました。お客さまを24時間365日体制で火災から守るという献身的な「お客さまサービス」の精神から「東京火災消防組」を結成し、当時の警視庁から正式に認可された唯一の私設消防団として頼りにされてきました。「身を挺してお客さまを守り抜く」という保険会社としての強い使命感は、当社の130年の歴史のなかで継承され、現在の経営理念につながっています。

(2)けがで生活に困る人を救い、より多くの幸福を届けるため「傷害保険の普及」に挑戦

当社グループの源流の1つである日産火災は、1911年に設立された日本初の傷害保険会社である「日本傷害」として誕生しました。当時の日本はまだ社会保障のない時代で、仕事中や日常生活のなかでけがをすれば働けなくなり、生活困難に陥るという社会課題がありました。そのような苦難に直面する人々を前に、「けがで働けなくなった人を救い、幸福を届けたい」という人間尊重の志が人と社会を動かし、日本初の傷害保険の誕生に至り、その後の傷害保険の普及に貢献しました。

(3)保険を通じたレジリエントな社会づくりへの取組み

2011年3月11日に発生した東日本大震災では、当社グループは被災されたお客さまに「1日も早く保険金をお支払いする」ことを経営の最優先事項と位置づけ、いち早く現地に災害対策本部を設置し、迅速かつ円滑な保険金のお支払いのために3,000名を超える人員を被災地へ派遣するなど、総力を結集して対応しました。またこの経験や教訓から、保険商品やリスクマネジメントサービスを開発するなど、レジリエントな社会づくりに向けて取組みを行っています。

(4)少子高齢化をはじめとした社会課題をソリューション・プロバイダーとして解決

当社グループは2015年に介護事業に本格参入しました。社会が抱える少子高齢化という課題に向き合い、テクノロジーの活用を通じた生産性の向上や処遇改善、社員研修の充実など人材育成の強化により、高い生産性と品質を両立した介護サービスの実現に向けた取組みを行っています。また、「認知症に備える・なってもその人らしく生き られる社会」の実現に貢献することを目指し、認知機能低下予防サービスの開発や認知症ケア力の向上にも取り組むことで、健康寿命延伸にもチャレンジしています。現在のVUCA*と呼ばれる時代においても、早くから社会課題に取り組んできた当社グループのDNAを引継ぎ、保険の枠にとどまらず、持続可能な社会の実現に向けて取組みを行っています。
* Volatility(不安定性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとったもの。

2.事業・人材・ネットワークの多様性

(1)事業の多様性

当社グループでは国内損害保険事業、海外保険事業、国内生命保険事業、介護・シニア事業、デジタル事業、ヘルスケア事業の6つのコア事業に加え、アセットマネジメント事業や住宅リフォーム事業といった戦略事業を有しており、「安心・安全・健康のテーマパーク」を実現するための多様な事業を展開しています。


(2)ネットワークの多様性

当社グループは日本を含めた29の国と地域に拠点を有し、先進国から新興国までグローバルに事業を展開しています。また日本国内においては、地域の保険代理店や企業、自治体など多様なステークホルダーとのネットワークを有しています。

国内拠点数*1
1,024拠点

代理店数*2
51,994

海外拠点
28か国・地域

ビジネスパートナー数*3
284

介護事業所数
1,013事業所

Digital Lab
3拠点

※実績値は2021年3月31日現在の数値です。
*1 損害保険ジャパン,SOMPOひまわり生命の拠点数の単純合算値
*2 損害保険ジャパン,SOMPOひまわり生命の委託代理店数
*32020年度の当社グループ(当社および国内損害保険、海外保険、国内生命保険、介護・ヘルスケアの各事業)による対外公表ベース


(3)人材の多様性

当社グループでは国籍や性別にかかわらず、異なる背景や多様な価値観をもった人材が集まり、多様な強みを最大限に発揮することでイノベーションを加速させていきます。

女性管理職比率
24.2%


女性役員比率
8.6%

外国籍役員比率*1
13.6%

デジタル人材
2023年度末目標
DX基礎研修受講完了者
4,000

MYミッション研修*2
2023年度末目標

全対象者が
受講完了

※実績値は2021年3月31日現在の数値です。
*1当社の執行役、執行役員の比率
*2MYミッション研修…多様な人材がミッション・ドリブンな働き方を実現するための研修。その鍵となるMYミッション1on1の考え方・手法を修得し、リーダーシップを発揮できる人材を育成。


3.高い課題解決力

当社グループはこれまで、保険の提供やそこで培ったノウハウに基づく防災・減災、さらには農業、介護など、事業の多様性を活かしてさまざまな領域における社会課題の解決に取り組んできました。 多様な事業を通じて得られる大量かつ良質なリアルデータの活用は新たな顧客価値を生み出すとともに、持続可能な社会の実現および企業価値の向上にもつながっていくと考えます。これからは、これらリアルデータを活用したソリューションをさまざまな領域で展開し、社会課題解決に資する有益な枠組みとしてリアルデータプラットフォーム(RDP)を構築することで、当社グループの課題解決力にさらなる磨きをかけていきます。

 1  保険・防災・減災


関連データ
防災・減災に資するソリューション数
238


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 2  農業


関連データ
農業保険を提供する国数
9
か国


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 3  介護


関連データ
利用者数
8
万人


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当社グループは、長年にわたって蓄積された膨大な事故データ(ビッグデータ)を解析し、安定的な保険を提供するとともに、新商品・サービスの開発につなげています。また、リスクを定量化するノウハウを活用して、事故の予防や災害による被害の軽減策の提供に取り組んでいます。今後も多様化するリスクを予測・予防し、被害を軽減させるような幅広いサービスの提供を通じ、レジリエントでサステナブルな社会づくりに貢献していきます。

業界をリードするグローバルな保険会社として、農業保険・農業再保険の統合プラットフォーム『AgriSompo』を通じた革新的な商品と、農作物の収穫におけるリスクソリューションを世界各地の農業関係者に提供しています。『AgriSompo』では、農家・農業事業者・その他関連事業者に対し、統一化された保険引受や、技術的知見、販売基盤を活用しながら、干ばつ・洪水・その他の自然災害を包括的に補償しています。今後も、気候変動に合わせた商品・サービスを継続的に開発するとともに、当社グループの幅広いネットワークを活用しながら『AgriSompo』のプラットフォームをグローバルに拡大し、持続可能な食糧供給体制を推進できるよう取り組みます。

日本において急速に進行している少子高齢化問題に対し、介護サービス人材の育成・確保など多くの課題があります。当社グループは、超高齢社会により発生するさまざ まな課題をふまえ、「世界に誇れる豊かな長寿国日本」の実現に向け、施設から在宅まで幅広く対応可能なフルラインナップの介護サービスを提供しています。またICTやデジタルの活用を通じた生産性向上および人材育成に取り組み、介護サービスの供給力を強化し、「最高の品質と生産性」の実現を目指しています。

RDP
リアルデータプラットフォーム

防災・減災
災害予測による被害範囲などの極小化


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介護
介護業界の品質を伴う生産性向上


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モビリティ
移動弱者へのサービス最適化

  • 運転寿命延伸
  • 高齢ドライバー運転評価サービスの開発

農業
農業従事者の
業務効率化・収益改善

  • 農家のオペレーション改善サービスの開発

ヘルシーエイジング
データ起点での
健康寿命の延伸

  • 健康寿命延伸
  • 予防・治療・予後の一貫した意識・行動変容サービスの開発

自然災害の多発により、国内損害保険会社が支払う保険金の総額は2018年度から2年連続1兆円を超える規模となっており、ニューノーマルとも言える状況は今後も続くとみられます。当社グループは保険金支払いのデータはもとより、過去の災害や被害予測などのさまざまな情報から自治体の住民サービス品質の向上や企業のレジリエンス向上につながるようなソリューションの開発を目指しています。
わが国では少子高齢化の進行と担い手の不足から、介護に関する需給のギャップは今後ますます広がっていくことが懸念されています。当社グループはこの課題の解決に向き合い、データを活用した介護業界の品質を伴う生産性向上に取り組みます。まずは自社の介護施設における取組みで実証を行い、業界の標準OS(オペレーティングシステム)となるようなソリューションの開発を通じてサービス品質の向上の実現を目指します。