国内生命保険事業

SOMPOのパーパス実現に向けて国内生命保険事業の提供する価値


健康で笑顔あふれる未来社会創りのため、SOMPOひまわり生命は、「健康応援企業」として、国民の一人ひとりが健康になることを応援します。「健康応援企業」への変革とは、人生100年時代におけるお客さまの豊かな人生や夢の実現をサポートできる存在になることです。そのために、生命保険の伝統的な役割である「万が一」への備え(Insurance)と、「毎日」に寄り添い健康を応援する機能(Healthcare)を組み合わせることで、従来にない新たな価値「Insurhealth®(インシュアヘルス)」をお客さまに提供していきます。

新中期経営計画 主要KPI

指標 2020年度実績  計画値 
2021年度
2023年度
事業別修正利益 338億円 325億円 400億円以上
事業別ROE*1 4.2% 4.3% 5.7%
新契約年換算保険*2 298億円 430億円 500億円
収入保険料 4,401億円 4,566億円 4,877億円
保有契約件 426万件 443万件 500万件
  1.  経済価値ベースのリスク総量に基づく事業別配賦資本の年度初と年度末との中間値に対する事業別修正利益の比率。2020年度実績は2021年度配賦水準を適用した場合の仮想数値。
  2.  営業成績ベース(社内基準)

強みと機会、リスク

強み
  • 独自性のある商品(保険と健康応援が一体化した『Insurhealth®』)による差別化
  • 拡大するネット完結型商品の開発基盤
  • 当社グループの広範な販売基盤、介護、ヘルスケアなど親和性の高いグループ事業
機会
  • 健康寿命の延伸や介護・認知症など多様化するニーズ
  • リアルデータを活用した新たな商品・サービスの開発
  • デジタルの活用や働き方改革による事業効率の向上
リスク
  • 少子化による国内マーケットの縮小
  • 価格、保障を比較した業界競争の激化

前中期経営計画の振り返り

KPI実績


国内生命保険市場全体の収入保険料は縮小傾向にあるなか、5年間の年平均成長率は2.4%と業界第3位*の成長率を達成
* 2015年度収入保険料3,000億円以上


新型コロナウイルス感染症による対面募集活動自粛などの影響を受けたものの、『Insurhealth®』新医療保険の販売好調などにより、2020年度は338億円と過去最高益を達成

高齢化に伴い、発症した病気を治療するという考え方から、病気にならない「予防医療」の考え方にシフトしていく必要があります。そういった環境の中で、生命保険は万が一の保障だけでなく、「病気にならないよう支援する」「健康寿命を長くするお手伝いをする」という役割を担う必要があるとの考えのもと、従来の保険機能に加え、健康応援機能を備えた「Insurhealth®」という新しい価値を提供し、国民が元気で長く生きられることを応援する「健康応援企業」への変革を進めました。
前中期経営計画の前半では、健康応援サービスブランドである『リンククロス』を立ち上げ、保険以外でお客さまとつながり健康をサポートする取組みを開始しました。そして、2018年度から発売を開始した『Insurhealth®』はインターネット専用商品を含む8商品により、2020年度には新契約の約60%を占めるまで成長しました。
また、非連続な生産性の向上を実現するため、人事制度改革や営業店事務の本社集中化など、既成概念にとらわれない取組みを推進してきました。
これらの取組みによって、2020年度には過去最高となる修正利益338億円を達成しました。

新中期経営計画

新中期経営計画において目指す姿

Vision 国民の一人ひとりが健康になることを応援する「健康応援企業」の確立
Mission
従来の「万が一」への備え(Insurance)に加え、「毎日」に寄り添い健康を応援する機能(Healthcare)を組み合わせた新たな価値「Insurhealth®(インシュアヘルス)」をお客さまに提供していくこと
ブランドスローガン
Innovation for Wellbeing
SOMPOのパーパス実現に向けて国内生命保険事業では、人生100年時代におけるお客さまの豊かな人生や夢の実現をサポートできる存在になることを目指し、前中期経営計画では、「 健康応援企業」への変革に向けたさまざまな取組みを開始しました。
新中期経営計画では、「健康応援企業」への変革を確かなものとするため、前中期経営計画の取組みを加速させるとともに、デジタル/データを活用することで、お客さまに新たな価値をお届けし続けます。
そして、各取組みの進化・改善を徹底して繰り返すことで、より多くのお客さまに「健康」を実感していただき、「健康応援企業」という「ひまわりブランド」を確立させます。

目指す姿の実現に向けた戦略

 1  Insurhealth®を原動力とした成長

生命保険は従来、社会保障制度の補完的役割としてマイナスをゼロにする、経済的支援の機能を担ってきました。当社は前中期経営計画より、お客さまを取り巻く環境の変化に対応すべく、何かあってからの保障だけでなく、健康寿命の延伸をサポートし、ゼロをプラスにするウェルネスマネジメントも含めた、今までにない新たな価値 「Insurhealth®」を提供しています。 これを原動力として、新たなお客さまを創造することで、成長を確かなものにしていきます。
例えば、Insurhealth®第1弾となる『じぶんと家族のお守り』(2018年4月発売)は、お客さまの健康改善などによって保険料が安くなり、さらに過去の保険料差額相当額の還付が受けられるメリットがあることで、現在は毎月230名程度の新たなお客さまが健康改善に取り組まれています。
このような従来の保険を超えた、「保険が人を健康にする」という新たな価値を、デジタル活用でさらに高度化し、Insurhealth®を進化させながら、成長を加速させます。

 2  ローコストオペレーション

ローコストオペレーションにより事業構造を改革することで、生産性を高め、事業費率を引き下げていきます。商品・サービスの価格を維持・低廉化することで、より多くのお客さまに選んでいただくことを目指します。
また、オンライン募集の全面展開やデジタル手続き拡大により、お客さまの利便性向上を進めるとともに、自社で多様な人財を育成・創出することで、激動する事業環境下においても、安定したサービスを提供します。


営業店事務の本社集中化による時間創出
  • 営業店事務量削減
人事制度変革
  • ジョブ型人事制度の導入
新たな業務オペレーションの確立
  • オンライン募集の全面展開
  • お客さまによるデジタル手続き拡大
経営リソース最適化
  • 本社ビルのスペース縮小、営業拠点統合


 3  資本効率向上

生命保険事業は長期契約が基本となるため、事業環境の変化にかかわらず、安定的かつ持続的にお客さまをお守りし続けることができる事業構造を目指します。
そのために、超長期債の購入額を拡大することで、金利変動によるリスクを削減していきます。
また、商品開発面でも保障性商品中心のポートフォリオとすることで、金利リスクの拡大をコントロールしていきます。