修正連結利益・修正連結ROE

利益の拡大と高い資本効率の実現
2020年度の修正連結利益は2,021億円、修正連結ROEは8.0%と過去最高となり、2023年度の修正連結利益3,000億円、修正連結ROE10%以上達成に向け、着実に進捗しています。
リスク分散比率・海外事業比率
収益安定性とレジリエンスの向上
収益安定性の向上、レジリエントな事業ポートフォリオの構築に向け、新中期経営計画ではKPIとして、リスク分散比率*1および海外事業比率*2を設定しました。新中期経営計画期間最終年度である2023年度に、リスク分散比率は2020年度(39.4%)比改善、海外事業比率は30%以上の達成を目指します
*1リスク分散比率 : リスク分散効果÷グループリスク総量(分散効果考慮前)
*2海外事業比率(地域分散比率) : 海外保険事業修正利益÷修正連結利益
株主還元

魅力的な株主還元の実現
修正連結利益の成長に伴い、還元総額(株主配当+自己株式の取得)は着実に増加。今後も魅力ある株主還元の実現を目指します。
配当については8期連続の増配(2021年度予想を
含む)を見込んでおり、新中期経営計画においては、増配の継続および株主還元に占める配当の割合を高める方針としています。
トータル・シェアホルダー・リターン(TSR)

出典:Bloomberg
SOMPOのパーパス実現を通じた株主価値の向上
過去10年間のトータル・シェアホルダー・リターン*は、同業他社を上回って推移。今後もSOMPOのパーパス実現へ向けた取組みを通じて、着実な株主価値の拡大を目指します。
* トータル・シェアホルダー・リターンとは、配当再投資後の収益率です。
正味収入保険料

社会が直面する未来のリスクから人々を守る
マテリアリティ: あらゆるリスクに対する備えの提供
2020年度の正味収入保険料は、海外保険事業を担うSOMPOインターナショナルによる大幅増収が寄与し、980億円増の29,235億円となりました。今後も、当社グループの中核を担う保険事業を通じ、あらゆるリスクに対する備えの提供を充実させることで、社会が直面する未来のリスクから人々を守っていきます。

健康で笑顔あふれる未来社会を創る
マテリアリティ: 健康と笑顔を支えるソリューションの提供
持続可能な高齢社会への貢献
健康で笑顔あふれる未来社会に向けて、当社グループは健康を応援する保険商品の販売から、ヘルスケアサービス、そして介護サービスの提供まで、幅広く取り組んでいます。当社の強みの1つである事業の多様性を活かし、これからも、あらゆるライフステージにおける人々の健康と笑顔を支えるソリューションの提供を通じて、持続可能な高齢社会に貢献していきます。
事業別役職員比率

多様性ある人材やつながりにより、未来社会を変える力を育む
マテリアリティ: 未来社会を変える人材集団の実現
「安心・安全・健康のテーマパーク」の具現化に向けて、さまざまな事業を展開している当社グループでは、他社にはない人材の多様性が強みの1つです。多様な人材が集まることによって起きるグッド・クラッシュ(知の衝突)を歓迎し、新たな価値を生み出すイノベーションの創出に取り組んでいます。
温室効果ガス排出量(スコープ1~3)*

SOMPO気候アクションの展開
マテリアリティ: 経済・社会・環境が調和したグリーンな社会づくりへの貢献
当社は経営基盤に位置づけるSDGs経営の一環として、「SOMPO気候アクション」を打ち出し、気候変動への取組みを加速させていきます。気候変動の緩和に向けては、2021年度から「2050年のカーボンニュートラル」水準の新たな温室効果ガス削減目標を掲げ、当社グループの主要ビルで使用する電力を再生可能エネルギーへ切り替えるなど、経済・社会・環境が調和したグリーンな社会づくりへの貢献に取り組んでいます。
* スコープ1(ガソリンなどの使用による直接排出)、スコープ2(電力などのエネルギー起源の間接排出)、スコープ3(輸送や出張など、バリューチェーン全体における間接排出)の合計値です。
算定対象範囲は、当社および主要な連結子会社です。なお、2017‐2019年度の排出量は、2020年度の算出基準で再計算しています。
【第三者機関による保証】 SOMPOホールディングスでは、報告数値の信頼性を確保するため、2020年度の温室効果ガス排出量(スコープ1~3)について、ロイド レジスター クオリティ アシュアランス リミテッド(LRQA)による第三者検証を受けています。