国内生命保険事業

当事業のミッション

SOMPOひまわり生命は、当社グループの経営理念のもと、「健康応援企業」への変革を進めています。お客さまの「万が一」を支える生命保険会社として、お客さまが健康になるための「毎日」にも寄り添い、「万が一の備え」と「毎日の健康」の双方で、お役に立つ存在が、健康応援企業の姿です。人生100年時代において、お客さまの豊かな人生や夢の実現をサポートするとともに、持続可能で豊かな社会の構築に貢献したいと考えています。今後も、お客さまの健康をサポートする機能を組み合わせた新たな価値「保険+健康応援(Insurhealth®:インシュアヘルス)」を提供し、人々の安心や健康に寄与することで社会に貢献していきます。

事業環境と基本戦略

生命保険業界の経営環境は、少子高齢化の進展による保険ニーズの多様化、デジタル技術進展、低金利の常態化などを背景に、大きく変化しています。また、政府が掲げる「健康寿命の延伸」のもと、国民一人ひとりの健康づくりや疾病などの予防をサポートするため、官民一体となった取 組みが進められております。
このような環境のもと、SOMPOひまわり生命は、伝統的な「生命保険会社」からお客さまに一生涯寄り添う「健康応援企業」への変革を目指しています。具体的には、保険本来の機能(Insurance)と健康を応援する機能(Healthcare)を統合した、新たな価値(Insurhealth®)を提供することで、保険機能では金銭的にサポートし、健康応援機能では予測、予防、寄添いによるお客さまの健康の維持・増進を図ります。SOMPOひまわり生命は、Insurhealth®を成長のドライバーとして着実な成長を実現するとともに、お客さま本位の業務運営方針に基づき、従来の保険会社にはない新たな価値の提供を行い、お客さまから選ばれる保険会社を目指していきます。

中期経営計画の進捗

4年間の成果

国内生命保険事業では、生命保険の会計上の特性として契約初年度は会計上の利益がマイナスとなり次年度以降に利益が発生するため、新契約を獲得するほど利益が圧縮されることから、費用の発生時期を是正し、利益が一定平準化するよう修正した「修正利益」をKPIに採用しています。過去からの保障性商品を中心とした保有契約の着実な積み上げ(2019年度末 419万件)により、安定した利益を確保しています。

最終年度の課題

2020年度の修正利益については、325億円を見込んでおります。新商品投入などにより、収益性の高い保障性商品を中心に保有契約の拡大(2020年度末目標 431万件)を目指しています。また、引き続き「新成長戦略の実行」と「非連続な生産性の向上」という二大方針のもと、スピード感を持って、各施策の取組みを進化・改善していくことにより、中期経営計画で目指す姿を実現します。

中長期で目指す姿

今後、官民一体となった「健康寿命の延伸」の取組みが進められ、健康に対するニーズがさらに高まるとともに、他社も健康を軸とした保険商品の開発を進め、健康分野での競争が激化していくことが予想されます。そのような環境のなか、SOMPOひまわり生命は「健康応援企業」のブランド構築に向け、新たな商品・サービス開発などInsurhealth®の進化に経営資源を集中させ、その販売量およびサービスの質を高めていきます。同時に非連続な生産性向上に向け、営業店の事務を本社に集中化させるなどの抜本的な営業態勢の変革にも取り組んでいきます。

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