介護・ヘルスケア事業

多くの高齢者に最高品質のサービスをお届けすることで、拡大する需要を支え、社会的課題の解決を通じて、「世界に誇れる豊かな長寿国日本」の実現に貢献していきます。

介護・ヘルスケア事業オーナー
執行役 笠井 聡
(SOMPOケア株式会社 代表取締役会長CEO)

事業紹介

多くの高齢者やそのご家族の多様なニーズにお応えするため、SOMPOケア株式会社が在宅介護から施設介護まで、フルラインナップの介護サービスを提供しています。
「安心・安全・健康」な暮らしを支える、高品質な介護・ヘルスケアサービスの提供を目指すとともに、「世界に誇れる豊かな長寿国日本」の実現に貢献していきます。

事業環境と基本戦略

要介護認定者数や認知症高齢者数の増加に伴い、今後も介護需要が増加することが見込まれています。その一方で、生産年齢人口の減少に伴い労働力が減少し、2025年には、約38万人の介護人材が不足すると推計されており、介護人材の需給ギャップが拡大します。このような超高齢社会の日本が抱える社会的課題を解決するため、自ら介護サービスを提供する事業者としてテクノロジーの活用、介護人材育成による生産性・品質の高い介護サービスを目指し、加えて、このノウハウを他の介護事業者や介護を担う地域・ご家族のみなさまに提供することで、拡大する需要を支えていくことを目指します。また、認知症の予防・早期発見に加え、認知症ケアの強化により、認知症に関するさまざまなソリューションを提供することで、認知症に強いSOMPOブランドを構築していきます。

中期経営計画の進捗

2015年度に介護事業へ本格参入以降、体制整備に注力し、内部管理体制の構築、SOMPOケアユニバーシティの開設をはじめとする人材教育の充実に注力しました。2017年度にSOMPOケアメッセージ、SOMPOケアネクストの本社機能を一体化し、2018度には地域本部制を導入、SOMPOケア、SOMPOケアネクストを含む事業会社4社を合併し、経営基盤を強化しました。
業績面においては、2016年度は赤字スタートとなりましたが、その後の順調な入居率の回復などにより、2017年度に黒字化を達成し、2018年度も増収増益となりました。

* ガバナンス強化、品質向上、人材育成などの取組みが奏功し、2016年度下期以降、改善トレンドに転換しました。2019年度も引き続き改善を見込んでいます。

今後の重点取組み

ICT・最先端テクノロジーの介護現場での有効活用を推進し、生産性向上および処遇改善を通じた介護人材の需給ギャップの解消を目指します。また、生産性、品質の高い介護サービスのノウハウやお客さまの声、従業員の声を最大限に活用した介護周辺の新規事業の展開、認知症関連サービスの推進を通じ、超高齢社会の日本が抱える社会的課題の解決を目指していきます。

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