130年前、当社は、「火災からお客さまを守る」という使命感と心意気から日本初の火災保険会社として誕生しました。人口減少や少子高齢化、気候変動、そしてモバイルの普及やテクノロジーの進化など、私たちを取り巻く事業環境やお客さまの行動が大きく変化するなか、「人のために」「社会のために」という考えを継承し実践することで、これまでの激変の時代を乗り越えてきました。当社はこれからの時代においても、「安心・安全・健康のテーマパーク」の実現を目指し、新たな価値の創造に向けてチャレンジしていきます。
「安心・安全・健康のテーマパークの実現に向けて」
当社グループは、130年におよぶ歴史のなかで、お客さまの暮らしや企業の事業活動に寄り添い、万が一の際の「保険」を通じて安心をお届けすることで社会の発展に貢献してきました。
一方、現代はテクノロジーの進化などの時代の変遷とともに、さまざまな社会的課題が顕在化・複雑化したVUCAと呼ばれる時代となり、当社グループの果たす役割も進化していく必要があります。
このような時代において、当社グループは、2015年に介護事業へ本格参入したほか、海外事業においては、2017年に買収したEndurance(現SOMPOインターナショナルホールディングス)を中心に、企業分野に加え、リテール分野でのプラットフォームを構築するなど、保険の枠にとらわれない「安心・安全・健康」の新しい事業領域にチャレンジしています。
当社グループは、「安心・安全・健康」を軸にした新たな価値を創造し、さまざまな社会的課題を機会(チャンス)ととらえ、今後も安定的な利益創出と強固な財務基盤をベースに各事業のトランスフォーメーションや事業間連携により、「安心・安全・健康のテーマパーク」の実現を目指していきます。