気候変動の「緩和」に向けた取組み

バリューチェーンを通じた環境負荷の全体像と環境保全の取組み

当社グループは2018年度に中長期のGHG排出量削減目標の見直しを行い、「グループ全体で2030年までに2017年度比21%削減、2050年度までに51%削減」という新たな目標を設定し、省エネ・省資源の取組みを展開するとともに、バリューチェーン全体の環境負荷低減に努めています。

当社はパリ協定の「2℃目標」達成に賛同する世界的なイニシアチブ:SBT(Science Based Targets)にコミットしており、新たな中長期目標はSBT推奨の削減水準としています。GHG排出量の算定対象とする活動には、ガソリンなどの使用による直接排出(スコープ1)、電力や熱の使用による間接排出(スコープ2)に加え、営業・出張、紙・印刷の使用、物流、廃棄などの事業活動に伴う間接排出(スコープ3)も含めています。

2019年度はグループ各社での省エネ対応や働き方改革による労働時間削減のほか、複数の自社ビル売却やTV会議システムを活用した研修開催の効率化などによりGHG排出量は前年度比5.2%減、紙使用量は前年度比9.0%減となりました。
国内グループ会社等28社を対象としたCSRマネジメントシステムの運用により、2020年1月にISO14001を継続取得しており、今後もグループ全体での取組みを加速させていきます。

《当社グループの新たな中長期のGHG排出量削減目標》

2017年度比 2030年度21%減、2050年度51%減

洋上風力発電事業者向け「ONE SOMPO WIND サービス」の販売開始

損害保険ジャパンとSOMPOリスクマネジメントは、洋上風力発電事業者向けに建設作業から事業運営までのリスク評価、およびリスクを包括的に補償する保険をセットで提供する「ONE SOMPO WIND サービス」の販売を2020年7月から開始しました。
二酸化炭素の排出が極めて少ない洋上風力発電事業の普及を促進することで、持続可能な 社会の実現に向けて貢献します。

【リスク評価】
SOMPOリスクマネジメントは、日本の洋上風力発電における固有のリスクを評価するために、東京大学との共同研究のもと、リスク評価モデルを開発しました。このリスク評価モデルは、東京大学の最新の研究成果や国内外の研究機関が収集したデータに加え、保険会社として培ってきたリスク分析技術を融合したもので、これまで評価が難しかった日本の洋上風力発電固有のリスク評価を可能にしました。

【包括保険】
損保ジャパンは、国内の洋上風力発電事業者を取り巻くリスクを包括的に補償します。
洋上風力発電設備の建設作業に伴うリスクおよび完成後の事業運営に伴うリスクを対象とし、建設作業中・事業運営中の事故・故障による設備修理時の費用などを補償します。


【サービス概念図】

【今後の展開】
洋上風力発電事業に係るステークホルダーに向けて、今後も安心・安全・健康に資する最高品質のサービスの提供を目指し、商品およびサービスの開発・提供を行っていきます。