サステナビリティのあゆみと主な取組みのインパクト

当社グループは、時代の変遷とともにサステナビリティの取組みを深化させてきました。
主な取組みについて現在までのインパクトをまとめています。

あゆみ

◇は社会の動きを示します。

1965「黄色いワッペン」贈呈事業開始

1976(財)安田火災美術財団(現:(公財)SOMPO美術財団)設立
東郷青児美術館(現:SOMPO美術館)開館

1977(財)安田火災記念財団(現:(公財)SOMPO福祉財団)設立

1987《ひまわり》(ゴッホ)一般公開開始

1989人形劇場「ひまわりホール」(名古屋)を開設

1991(財)日本興亜福祉財団(現:(公財)SOMPO福祉財団)設立

1992◇リオ・デ・ジャネイロで「環境と開発に関する国連会議(地球サミット)」開催、安田火災(現:損保ジャパン)の社長が、経団連ミッションの団長として参加

1992「地球環境室」を設置

1993「市民のための環境公開講座」開始
役職員のボランティア組織を発足
ボランティア休暇・休職制度導入

1995国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)「保険業界環境声明」に署名

1996役職員有志による社会貢献ファンド開始

1997ISO 14001(環境マネジメントシステム)認証取得(国内金融機関初)

1998「環境レポート」発行(国内金融機関初)
ISO 14001認証取得コンサルティング開始
森林整備活動を開始

1999(財)安田火災環境財団(現:(公財)SOMPO環境財団)設立
エコファンド『ぶなの森』運用開始

2000「CSOラーニング制度」開始

2002◇ヨハネスブルグ「持続可能な開発に関する世界首脳会議」開催
「持続可能な発展のための世界経済人会議(WBCSD)金融セクター声明」署名
「第1回CSRステークホルダーミーティング」開催

2004SRIファンド『未来のちから』運用開始
BCM(事業継続マネジメント)コンサルティング開始

2005(株)ヘルスケア・フロンティア・ジャパン(現:SOMPOヘルスサポート(株))設立
「カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(現:CDP)」参加
NPO基盤強化資金助成開始

2006国連グローバル・コンパクト(UN GC)に参加
責任投資原則(UN PRI)に署名
大学における寄付講座を開始

2007(株)損保ジャパン・ヘルスケアサービス(現:SOMPOヘルスサポート(株))設立

2008損保ジャパン東郷青児美術館(現:SOMPO美術館)にて「対話による美術鑑賞教育」開始
「カーボン・ニュートラル宣言」を発表
「エコ安全ドライブコンテスト」開始
環境大臣から「エコ・ファースト企業」に認定

2009自動車保険に「Web型約款」導入

2010NKSJホールディングス(現:SOMPOホールディングス)の誕生
「NKSJグループの考えるCSR(CSR基本方針)」制定(現:グループサステナビリティビジョン)
(財)損保ジャパン記念財団(現:(公財)SOMPO福祉財団)がASEAN加盟国で海外助成を開始
テネット〈シンガポール〉を連結子会社化
タイで『天候インデックス保険』取扱い開始
◇名古屋「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」開催
「生物多様性民間参画パートナーシップ」に参加
生物多様性コンサルティング開始
◇ISO 26000(社会的責任の国際規格)発行
フィバシゴルダ〈トルコ〉を連結子会社化

2011◇東日本大震災の発生
国内外のグループ会社の環境・社会・ガバナンス(ESG)情報収集開始
損保ジャパン日本興亜(中国)がCSRレポート(中国語)発行開始
生物多様性保全プログラム「SAVE JAPANプロジェクト」開始
(公財)損保ジャパン環境財団(現:(公財)SOMPO環境財団)「環境問題研究会」にて気候変動の「適応」に関する研究開始
(一財)日本興亜スマイルキッズ(現:(一財)SOMPOスマイルキッズ)設立
ベルジャヤ〈マレーシア〉を連結子会社化
「持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則(21世紀金融行動原則)」にグループ会社10社(現:7社)が署名
NKSJボランティアデー(現:SOMPOホールディングスボランティアデー)開催開始

2012グループのCSR「5つの重点課題」策定
(株)プライムアシスタンスを設立、アシスタンス事業に参入
「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」に署名
◇リオ・デ・ジャネイロ「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」開催
持続可能な保険原則(UN PSI)に署名
(株)シダーの株式を一部取得し、介護サービス事業に参入
ISO 39001(道路交通安全マネジメントシステム)を世界で初めて認証取得

2013「地域貢献ecoプロジェクト(現:地域貢献プロジェクト)」開始
カーボン・ニュートラルを達成
マリチマ〈ブラジル〉を連結子会社化

2014「グループCSRビジョン(現:グループサステナビリティビジョン)」「グループ環境ポリシー」「グループ人間尊重ポリシー」「グループCSR6つの重点課題(現:グループCSR重点課題)」策定
グループCSR-KPI策定
日本版スチュワードシップ・コードに署名
東日本大震災復興支援 特別公開 ゴッホの《ひまわり》展の開催
防災ジャパンダプロジェクト開始
インドネシアでの交通安全プロジェクト、ミャンマーでの母子保健プロジェクト開始
フィリピンで台風ガード保険取扱い開始
大手介護事業者(株)メッセージとの資本・業務提携

2015(株)フレッシュハウスを子会社化し、住宅リフォーム事業に参入
天候インデックス保険が国連開発計画が主導する「ビジネス行動要請(BCtA)」に認定
◇2030年に向けた「持続可能な開発のための目標 (Sustainable Development Goals;SDGs)」が国連サミットで採択
◇国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)での「パリ協定」が採択
企業向け安全運転支援サービス『スマイリングロード』の全国展開、個人向けスマートフォン用アプリ『ポータブル スマイリングロード』の提供開始
ワタミの介護(株)(現:「SOMPOケアネクスト(株)」)の完全子会社化など、介護市場における取組みを強化・加速
(株)プロダクト・ワランティ・ジャパン(現:SOMPOワランティ(株))を子会社化し、延長保証事業に参入

2016国内全グループ会社を適用範囲としたISO 14001認証取得
損保ジャパン日本興亜リスクマネジメント(株)、(株)全国訪問健康指導協会、損保ジャパン日本興亜ヘルスケアサービス(株)の3社が合併しSOMPOリスケアマネジメント(株)誕生
グループCSR重点課題の見直し
2020年度を最終年度とする中期経営計画を発表
文化・芸術の取組み「SOMPOパラリンアート・サッカーアートコンテスト」、「SOMPOアート・ファンド」開始
損保ジャパン日本興亜が「女性が輝く先進企業表彰」で「内閣総理大臣表彰」受賞

2017グループ会社5社が「健康経営優良法人2017(ホワイト500)」に認定
【東京藝術大学×SOMPOホールディングス】産学連携プロジェクトDiversity on the Arts Project(愛称:DOOR)開始
事業オーナー制を導入

2018【東京藝術大学×SOMPOケア×SOMPOホールディングス】『アーティスト・イン・そんぽの家S 王子神谷』の開始
TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)へ賛同

2019指名委員会等設置会社へ移行
そんぽ24損害保険㈱がセゾン自動車火災保険㈱と合併
SOMPOアセットマネジメントがエコファンド『ぶなの森』発売20周年記念イベントを開催
「CSOラーニング制度」のインドネシア・ジャカルタでのプログラムがスタート
米国 Palantir Technologies Inc. との共同でPalantir Technologies Japan 株式会社を設立

2020働き方改革推進本部設置

働き方改革を「企業文化を変革する創業130年で最大のプロジェクト」として位置付け、社員のMYパーパスの追求を通じて3つのコア・バリューを共有する人材集団の実現を目指すため、グループCEOを本部長とした推進本部を設置

2021SOMPOのパーパス公表

「“安心・安全・健康のテーマパーク”により、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」というSOMPOのパーパスを発表

産業技術総合研究所と協定の締結

共同研究の推進やその成果の社会実装による日本経済の成長への貢献を目的とし、国内最大級の研究機関である国立研究開発法人産業技術総合研究所と社会課題解決けた協定を締結

ネットゼロに向けたGHG削減目標(投融資を除く)の公表

マテリアリティKPIの策定

SOMPO気候アクションの公表

グループCSuOの設置

2022ネットゼロに向けたGHG削減目標(投融資)の公表

主な取組みのインパクト

「黄色いワッペン」贈呈事業(1965年~) 約7,082万枚

全国の小学校新入学1年生に対して、交通事故傷害保険付きの「黄色いワッペン」を贈呈しています。これまでの累計贈呈枚数は2023年4月で約7,082万枚になりました。

SOMPO美術館(1976年~) 6,350,639人

ゴッホの《ひまわり》を常設しているほか、ゴーギャン、セザンヌ、東郷青児等の作品を展示しており、2022年度末には累計入館者数が6,350,639人となりました。2020年に新美術館棟に移転し、SOMPO美術館として開館しました。

福祉団体への助成(1977年~) 20億5,410万円

SOMPO福祉財団では、社会福祉の最前線で活躍する団体などに対する助成を行っています。2022年度3月時点で累計3,269件、20億5,410万円を支援しました。

介護福祉士を目指す学生への奨学金の支給(1992年~) 2億2,251万円

SOMPO福祉財団では、介護福祉士人材の育成を図ることを目的として介護福祉士を目指す学生に奨学金を支給しています。2022年度3月時点で324人に奨学金を支給し、総額2億2,251万円を支援しました。

市民のための環境公開講座(1993年~) 36,400人

(公社)日本環境教育フォーラム、SOMPO環境財団、損保ジャパンの三者共催で、環境問題を深く考え、具体的な活動を実践することを目的として開催しています。2023年3月現在で累計36,400人の方々に参加いただいています。

エコファンド『ぶなの森』(1999年~) 約348億円

SOMPOアセットマネジメントが運用するエコファンド『ぶなの森』は環境経営度に優れた日本企業に投資しています。2023年5月末時点の純資産総額は約348億円にのぼります。

CSOラーニング制度(2000年~) 1,276人

SOMPO環境財団は、環境分野の人材育成に取り組み、大学生・大学院生を環境NPO/NGOへインターンシップ派遣を行う「CSOラーニング制度」を実施しています。参加者は2023年3月現在で累計1,276人となりました。

東日本大震災発生-継続的な復興支援(2011年) 3,000人

震災発生後、3,000人を超える社員を現地へ応援派遣し、迅速な保険金支払いに従事しました。変化する現地ニーズにあわせ、現在も継続的な復興支援に取り組んでいます。

SAVE JAPAN プロジェクト(2011年~) 61,000人以上

環境NPO などと協働で市民参加型の生物多様性保全活動を行う「SAVE  JAPAN プロジェクト」を全国で実施しています。2011年の開始から2023年3月までに約997回のイベントを開催し、61,000人以上の皆さまに参加いただきました。

防災ジャパンダプロジェクト(2014年~) 累計72,000人以上

災害から身を守るための知識や安全な行動を理解していただくことを目的に、パペットシアターゆめみトランクとNPO法人プラス・アーツと協働で、「防災人形劇」および「体験型防災ワークショップ」を、将来を担う子どもたちとその保護者を対象に実施しています。2023年3月末時点で、全国で延べ503回開催し、毎年1万人を超える市民の皆さまに参加いただいています。

認知症サポーター「キャラバン・メイト養成研修」(2016年~) 24,502人

当社グループは、認知症について正しい知識を持ち、認知症の人や家族を温かく見守り、支援する認知症サポーターを社内で効果的に育成する「キャラバン・メイト養成研修」を開講しています。研修を受けたキャラバン・メイトが、各職場において「認知症サポーター」の育成を行うことで、ご高齢の方、認知症の方へ配慮した対応ができるグループとなれるよう取り組んでいます。

  • SOMPOグループの役職員および損保ジャパンの保険代理店従業員の認知症サポーターおよびキャラバン・メイトの合計人数は、2023年3月末時点で24,502名です。
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