人材育成を通じた強い組織づくり

国境を越えたグループ人材交流

当社グループでは、多様な人材が強みを発揮し活躍することでグループの成長につなげていくため、グループベースの人材育成策のひとつとして、国境を越えたグループ人材交流「Exchange Program」を展開しています。2014年度にスタートし、2017年度末までに累計で45名の海外グループ会社のナショナルスタッフが日本の部署で仕事をし、日本本社のグローバル化も進めています。

Exchange Programの様子

グローバル人材の育成

国際的な企業間競争が激化するなか、成長著しい新興国などのグローバル市場において競争に打ち勝つためには、グローバルな事業展開を担い遂行できる能力・意欲、異文化に対する理解と多様性の受容力、多国籍の人と協業できるコミュニケーション能力を持ったグローバル人材の育成が必要不可欠となっています。
そのため、損保ジャパン日本興亜ではグローバル人材の「量の拡大」と「質の向上」を重点課題と位置づけ、2012年度より「グローバル人材育成グループ」を新設し、“世界で伍していく人材”の育成を行っています。

●「SOMPO Global University」の開校

将来の経営を担える人材を育成するための取組みとして、2012年10月に企業内大学「SOMPO Global University」を設立しました。
このプログラムは、世界有数のビジネススクールであるシンガポール国立大学での「経営知識の習得」と、知識を実践知化するための「海外での実務経験」の2本柱で構成されています。
2017年度までに、15カ国から合計119人(グループ外の参加者を含む)の選抜された人材が参加しています。これにより、国籍を問わず、知識と経験、そして幅広い視野を持ったグローバル人材をグループベースで輩出しています。

●「語学力向上」の取組み

全社的な語学力の底上げを目的とした全社員対象の社内語学力テスト「TOEIC IP」を推進するとともに、組織で切磋琢磨し英語力を向上させるコンテスト形式の「英語力レベルアップコンテスト」、多国籍・異文化対応力を強化するための「海外派遣制度」、グローバル化に対応する語学力(英語)の強化を目的とし、全社員のTOEICスコア730点の取得を推奨しています。

SOMPO Global University

人材力強化の取組み

損保ジャパン日本興亜は、日本で最もお客さまに支持される損害保険会社を目指して、「グループ人事ビジョン」と「求める人材像」を機軸に「仕事→評価→処遇→異動・配置→教育・研修」を一連の有機的な仕組みとして、人材育成に取り組んでいます。社員に成長、活躍の場、機会を提供するとともに、全社をあげて社員の成長を支援する体制を築いています。
特に、社員の「強み」に着目した育成を推進し、モチベーションに溢れ、変化に強い人材の育成に取り組んでいます。
また、「現場力の発揮」に向けて、社員一人ひとりが自発的に学び、考え、確実に業務遂行するだけでなく、新たな価値を生み出す改善や創意工夫を自立的・継続的に行うことができる人材育成の態勢強化および風土醸成に取り組んでいます。

●能力開発支援

2018年度はマネジメント群に対しては対話・支援型マネジメントスタイルへの転換を推進し、その手法を学ぶための研修を実施します。変化の激しい時代は、画一的なマネジメントではなく、一人ひとりの多様性を理解し、個人の強みを引き出すマネジメントが必要であり、これを推進します。
また、担当者群を含める全社員に対して、自己研鑽風土の醸成を推進し、支援策として映像型の学習システム「ビジネスアカデミー」を開講しています。講義は「問題解決・戦略思考」「マーケティング」「コミュニケーション」「マネジメント」「リーダーシップ」などで構成されており、将来マネジメントを担う予備群についても、早い段階からマネジメントスキルを習得していくことができます。
さらに、階層別教育支援(階層別研修)に加えて参加募集型のオープン研修を拡充し、社内での相互研鑽の機会も増やしています。

管理職のマネジメント力強化の取組み

全社員の行動変革・時間価値最大化を実現し、より高いフィールドでの活躍を推進するためには、人材力強化・組織力発揮の要となる管理職のマネジメント力強化が不可欠です。管理職に要求される「リーダーシップ」「人づくり」「活力ある職場づくり」などのマネジメントスキルの向上を図っています。
2018年度予定している損保ジャパン日本興亜の主な研修(施策)

  • 新任部店長研修
  • 新任リーダー研修
  • 部店長道場
  • 部店マネジメント道場(部店単位の継続的相互研鑽活動の場)
  • 対話・支援型マネジメント研修
  • ビジョン研修(選抜型相互研鑽活動の場)
  • ビジネスアカデミー(映像型オンライン学習システム)
  • 多面観察(360度評価)

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命では、人財力の向上を経営課題の一つとして掲げ、階層別の育成プログラムを実施しています。マネジメント層向けには2015年から毎年すべての課長・業務課長を対象とした「経営塾(研修)」を開催しています。普遍的テーマである「経営人財に求められるマネジメント力の向上」と「活力ある職場づくり」を議論のベースにしながら、2017年度は新人事制度に備えるために「ジョブ・アサインメント」や「評価(=人事考課)」について真剣な議論をおこないました。

新任リーダー支援プログラム研修の様子

「SOMPOケアユニバーシティ大阪」の開設

SOMPOケア株式会社とSOMPOケアネクスト株式会社は、「人間尊重」の経営基本方針に基づき、全ての従業員が成長を感じられる事をテーマに人財開発戦略を率先する機関として、「SOMPOケア ユニバーシティ大阪」を2018年4月1日に開設し、九州から中部エリアの従業員のうち、すでに500名を超える方々が、研修に訪れています。2016年4月に「SOMPOケア Next Step Center」を芝浦に開設、2017年7月に「SOMPOケア ユニバーシティ」を開設。今回、さらに西日本にも規模を拡大し、介護の未来をみんなで創る!! をスローガンに、大学や専門教育機関とも連携しながら、さらに進化した研修プログラムの開発、提供をしていきます。
当社は、これらの取組みを通じて、一層「安心・安全・健康に資する最高品質の介護サービス」の提供をするとともに、従業員に対して働きがいと働きやすい「世界に誇れる豊かな長寿国日本」の実現に向けて貢献していきます。

SOMPOケアユニバーシティ大阪の様子

海外グループ会社に「統一人事システム」導入

当社グループはグループ横断での適時・適所・適材な人材配置を行い、各国・各事業において、それぞれの強みを発揮することのできる組織への変革を推進しております。変革の実現に向けて、主要な海外グループ会社9社(対象職員数:約4,200人)が共通で使用する「統一人事システム」を導入しました。
本システムを導入し、海外事業を担う社員が持つ能力やスキル、経験などの情報を一元管理することで、グループ横断で戦略的な人材配置や人材開発を進めていきます。

損害保険業界や当社への理解を深め、学ぶ過程で成長を実感できる“SOMPOインターンシップ”開催

損保ジャパン日本興亜では、ワークショップや社員との交流を通じて、損害保険ビジネスおよび業務に触れることができる「SOMPOインターンシップ」を開催しました。
保険金サービス・リスクコンサルティング・商品開発などの業務を体感することで損害保険業務を理解する「総合コース」をはじめ、実際の職場で仕事のやりがいや厳しさを体験し、働くことについて考える「実践コース」のほか、グローバル志向の学生に向けた「国際コース」など、学生のニーズに合わせて複数種類のインターンシップを実施しました。
プログラムを終えた学生からは、「実際に働くことを体験してみて、多くの気づきや学びがあり、今後の就職活動やキャリア設計に非常に役立った」といった声などを聞くことができました。

“総合コース”の様子