人材育成を通じた強い組織づくり

人材力強化の取組み

損保ジャパンは、日本で最もお客さまに支持される損害保険会社を目指して、「グループ人事ビジョン」と「求める人材像」を機軸に「仕事→評価→処遇→異動・配置→教育・研修」を一連の有機的な仕組みとして、人材育成に取り組んでいます。社員に成長、活躍の場、機会を提供するとともに、全社をあげて社員の成長を支援する体制を築いています。

2020年4月から、「もっと”働きたい会社に” ~ 自分が変わる、会社を変える、SOMPOの未来を創る ~」という新しい人事戦略のもと、グループ経営理念や企業文化に共感する人材で溢れ、年次や性別に関わらず若手からシニアまで一人ひとりが働きがいを感じ、モチベーション高く働くことができる ”働きたい会社” に相応しい人事制度・人事運用を実現します。

特に、社員の「強み」に着目した育成を推進し、モチベーションに溢れ、変化に強い人材の育成に取り組んでいます。
また、「現場力の発揮」に向けて、社員一人ひとりが自発的に学び、考え、確実に業務遂行するだけでなく、新たな価値を生み出す改善や創意工夫を自立的・継続的に行うことができる人材育成の態勢強化および風土醸成に取り組んでいます。

能力開発支援

マネジメント群に対して一人ひとりの多様性を理解し、個人の強みを引き出す対話支援型マネジメントスタイルへの転換を推進し、その手法を学ぶための研修や定着のための支援策を実施します。
また、担当者群を含めた全社員に対して、自己研鑽の風土を醸成するための支援策として、新たな動画型の学習システムを提供し、「思考」「戦略・マーケティング」「組織・リーダーシップ」「会計・財務」「グローバル」など様々な分野の知識・スキルを、社員一人ひとりが各自のスタイルに合わせいつでもどこでも学べる環境を整えています。
さらに、階層別教育支援(階層別研修)に加えて、リーダーシップやコミュニケーションスキルを学ぶための参加募集型のオープン研修を用意し、社内での相互研鑽の機会も増やしています。様々な環境の社員が受講しやすいよう、WEB会議システムを活用したオンラインによる研修も拡充しています。

グローバル人材の育成

国際的な企業間競争が激化するなか、成長著しい新興国などのグローバル市場において競争に打ち勝つためには、グローバルな事業展開を担い遂行できる能力・意欲、異文化に対する理解と多様性の受容力、多国籍の人と協業できるコミュニケーション能力を持ったグローバル人材の育成が必要不可欠となっています。
そのため、損保ジャパンではグローバル人材の「量の拡大」と「質の向上」を重点課題と位置づけ、2012年度より「グローバル人材育成グループ」を新設し、“世界で伍していく人材”の育成を行っています。

●「Exchange Program」の推進

SOMPOグループでは、多様な人材が強みを発揮し活躍することでグループの成長につなげていくため、グループベースの人材育成策のひとつとして、国境を越えたグループ人材交流「Exchange Program」を展開しています。2014年度にスタートし、2018年度末までに累計で57名の海外グループ会社のナショナルスタッフが日本の部署で仕事をし、日本本社のグローバル化も進めています。

●「SOMPO Global University」の開校

将来の経営を担える人材を育成するための取組みとして、2012年10月に企業内大学「SOMPO Global University」を設立しました。
このプログラムは、世界有数のビジネススクールであるシンガポール国立大学での「経営知識の習得」と、知識を実践知化するための「海外での実務経験」の2本柱で構成されています。
2019年度までに、16カ国から合計162人(グループ外の参加者を含む)の選抜された人材が参加しています。これにより、国籍を問わず、知識と経験、そして幅広い視野を持ったグローバル人材をグループベースで輩出しています。

●「語学力向上」の取組み

全社的な語学力の底上げを目的とした全社員対象の社内語学力テスト「TOEIC IP」を推進するとともに、組織で切磋琢磨し英語力を向上させるコンテスト形式の「英語力レベルアップコンテスト」、多国籍・異文化対応力を強化するための「海外派遣制度」、グローバル化に対応する語学力(英語)の強化を目的とし、全社員のTOEICスコア730点の取得を推奨しています。

人材力向上のための職場・制度づくり

損保ジャパンでは、グループ人事ビジョンにのっとり、「人物・仕事本位」「公平・フェア」「オープン」「ダイバーシティ」を徹底し、社員の人材力を向上させるための職場づくりや制度づくりを行っています。

●職場づくり

損保ジャパンでは、キャリア志向型はもちろん、「仕事の充実度を高めたい」「プライベートも大切にしながらやりがいのある仕事に携わりたい」といった一人ひとりの多様な価値観(働き方)を尊重し、それぞれのスタイルでいきいきと働き、実力を発揮できる職場づくりを行っています。
具体的には、「性別に関係なくより広いフィールドへチャレンジの機会を与える」「出産、育児、介護などに対する仕事との両立支援制度を充実させる」など、社員の働きがいや働きやすさを向上させる取組みを推進しています。
従業員満足度(ES)については各種調査により現状と課題を確認し、調査結果を各職場へフィードバックしています。職場は調査結果を受けミーティングを実施し、振り返りおよび次年度に向けた対策を検討・実行しています。
また、非正規雇用者の正社員登用などを進め、社員のモチベーションアップと雇用の安定化実現を図っています。

●制度づくり

損保ジャパンの人事制度は、性別、国籍、年齢などに一切とらわれず、実力主義を徹底し、働きに見合った処遇の実現、役割の発揮度に応じた昇進・昇格などを実施する仕組みとしています。
公募ポストに対して社員が自らの意思で応募し、希望する部署への異動を実現する「ジョブ・チャレンジ制度」を設けており、制度上、転居転勤のない社員(エリア型)でも地域の枠を超えて一定期間希望部署に異動することが可能です。その他に、一人ひとりの自己実現と自律的なキャリア形成確立のために、一定の選考基準を充足した社員の異動希望を実現する「ドリームチケット制度」、勤務地域に制約のある社員(エリア型)が地区と本社部門を双方向に人事交流する「ジョブ交流制度」を設けています。
これらの制度は、社員の自律的なキャリア形成を支援するための仕組みであり、自らが希望する職務に積極的にチャレンジすることにより、職務経験や自己啓発を通じて培った知識、能力を最大限に発揮できるようにすることを目的としています。

損害保険業界や当社への理解を深め、学ぶ過程で成長を実感できる“SOMPOインターンシップ”開催

ワークショップや当社社員との交流を通じて、損害保険ビジネスおよび当社の業務に触れることができる「SOMPOインターンシップ」を開催しました。
保険金サービス・リスクコンサルティング・商品開発などの業務を体感することで損害保険業務を理解する「総合コース」をはじめ、一部地域では、実際の職場で仕事のやりがいや厳しさを体験し、働くことについて考える「実践コース」を取り揃えました。
プログラムを終えた学生からは、「実際に働くことを体験してみて、多くの気づきや学びがあり、今後の就職活動やキャリア設計に非常に役立った」といった声などを聞くことができました。

“総合コース”の様子