気候変動や生物多様性に関する課題を解決するには、さまざまな主体が連携して取り組むことが重要です。国内外のさまざまなイニシアティブや国際会議において対策が議論されるなか、当社グループは率先してイニシアティブなどに参画し、主導的役割を担うよう努めております。また、参画するイニシアティブは、パリ協定への整合など国際社会の動向をふまえながら見直しています。
気候変動・生物多様性へのリーダーシップ
持続可能な開発のための経済人会議(WBCSD)への参画
持続可能な発展を目指す先進的な企業約200社超が加盟するグローバルな組織であるWBCSDに当社グループは1995年の設立当初から参画し、「価値の再定義」や「ビジョン2050」をはじめ、数多くのプロジェクトに貢献しております。
CDPへの参画
世界中の機関投資家の要請を受けて、企業の環境情報開示を促進する活動であるCDPにおいて、2005年から損保ジャパン(現在、SOMPOホールディングス)は機関投資家として参画しております。また当社は、回答企業として、気候変動質問書においてAリストに選定(通算8回)されるなど、高い評価を獲得しております。
TCFDおよびTNFDフレームワークの開発、普及啓発への貢献
当社グループは、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言報告を受け、TCFDへの賛同を表明するとともに、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)のTCFD保険ワーキンググループに参画しました。
また、2023年9月の自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)提言公表にあたり、損保ジャパンおよびSOMPOリスクマネジメントでは、TNFDフォーラムに参画するとともに、UNEP FIのTNFDフレームワークのパイロットテストに参画しております。また、2025年度までにTNFDに沿った形で開示する意向を示す「TNFDアーリーアダプター」にも登録を行っております。このような取組みを通じ、保険業界におけるTCFDおよびTNFD開示の発展への貢献に努めております。
21世紀金融行動原則への参画
当社グループは2010年に起草委員として参画し、現在共同運営委員長として、サステナブルファインナンスの普及による持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
気候変動イニシアティブへの参画
2018年7月には、気候変動対策に積極的に取り組む企業や自治体、NGOなどの情報発信や意見交換を強化するため、ネットワーク組織「気候変動イニシアティブ」が設立され、当社グループは、当該イニシアティブの趣旨へ賛同し、設立メンバーとして参加しております。
Caring for Climateへの参画
国連グローバル・コンパクト(UNGC)、国連環境計画(UNEP)、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)が設立した気候変動への企業の役割向上を目指すイニシアティブ「Caring for Climate」では、運営委員会メンバーとして参画しておりました。
経団連生物多様性宣言イニシアチブへの参画
経団連自然保護協議会における、生物多様性宣言・行動指針の複数の項目に取り組み、趣旨に賛同する企業・団体によるイニシアティブ(経団連生物多様性宣言イニシアチブ)について、損保ジャパンは、この前身の「経団連生物多様性宣言」推進パートナーズが2009年に開始した時から参加しております。
経団連自然保護協議会の会長会社として、企業における生物多様性の取組推進、ネイチャーポジティブ経済の実現に向けて、経済界を主導しております。
生物多様性のための30by30アライアンスへの参加登録
2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全する国際目標「30by30」の達成に向け、OECM(保護区以外の生物多様性に資する地域)登録推進に賛同する企業として、環境省が主催する「生物多様性のための30by30アライアンス」に、損保ジャパンが2022年から参加しております。「30by30」の達成に向け、自社グループのみならず、企業や自治体が所有管理する地域でのOECM登録の推進や、申請を支援するプロジェクトを実施しております。