英国「現代奴隷法」への対応

英国で制定された「現代奴隷法」への対応

英国において、2015年3月26日に「現代奴隷法(Modern Slavery Act)」が施行されました。この法律は、人身売買、強制労働、性的搾取などの「現代の奴隷」に英国企業が加担することを抑制するために施行され、英国で事業を行う全世界での売上高が3,600万ポンドを超える企業を対象に、サプライチェーンにおける奴隷労働に関する声明の提示を求めるものです。該当企業は、毎年「奴隷・人身取引声明」を発行し、対策の内容などを示すことが求められています。このサプライチェーン管理の背景には、企業が自社だけでなくサプライチェーン全体を通じて人権侵害を未然に防ぐために、マイナスの影響を把握し、報告、是正、対処するプロセス「人権デューデリジェンス」の重要性が高まっていることがあげられます。
英国に拠点を持つSompo International Holdingsでは、公式ホームページにおいて声明を開示するなどして、取組みを進めています。

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