サステナビリティガバナンス
当社では、SOMPOのパーパス実現に向けたグループ全体の戦略や方針に基づき、執行役および執行役員が対策を実行し、その遂行状況を取締役会が監督する体制を構築しています。
サステナビリティ領域の最高責任者であるグループCSuO(Chief Sustainability Officer)は、グループのサステナブル経営に関する戦略を策定・実行し、グループ全体のサステナビリティ機能を統括する役割を担っています。
推進体制としては、「グループサステナブル経営推進協議会」(以下「協議会」)をグループ全体のサステナビリティの推進母体として位置づけています。協議会では損害保険ジャパン・SOMPOインターナショナル・SOMPOひまわり生命・SOMPOケアのサステナビリティ担当役員・CSOがメンバーとなり、気候変動をはじめとするESG課題の協議・意思決定を行っています。
また、マテリアリティやそのKPIをふまえて各社が策定する実施計画についても、その進捗や課題の確認などを行い、グループ全体の取組みを推進しています。
協議会の傘下には「気候変動ワーキンググループ」と「サステナブル経営推進連絡会」を配置し、個別課題の検討や、協議会での議論内容をふまえた情報共有・施策実行を進める体制を構築しています。
協議会で議論される内容はグループ最上位の執行会議体であるグループ執行会議に付議を行うなど、質の高い意思決定につなげています。またグループ執行会議における議論の状況は、取締役会(事前説明会を含む)に報告されることで、監督の実効性を高めています。
協議会における直近の協議・報告事項
2023年8月
- SOMPO気候アクションでコミットした目標・指標の進捗および取組み状況
- マテリアリティKPI
2023年10月
- GHG削減に向けた2024年度以降の取組み方針(スコープ1~3、カテゴリー15(投融資含む))
- 保険引受におけるトランジション保険目標
2024年2月
- 次期中期経営計画におけるマテリアリティおよび非財務KPI体系
- SOMPO気候アクションの現中計期間における振り返りと、2024年度以降の取組み方針
2024年6月
- ESGに関する保険引受・投融資等に関する方針の改定
- 保険引受(企業分野)におけるGHG排出量の実績