ダイバーシティ&インクルージョン

ダイバーシティ&インクルージョン推進本部の設置

当社グループでは、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を経営戦略と位置づけ、「Diversity for Growth」というスローガンを掲げて推進しています。D&I推進の目的は、「イノ ベーションの創出」および「社員の幸福度、やりがいの向上」により、当社グループの持続的な成長を促進し、企業価値の向上を図っていくことです。 SOMPOのパーパスに掲げる「安心・安全・健康のテーマ パーク」を実現するためには、多様な人が集まって起きるグッ ド・クラッシュを歓迎し、そこから新たな価値を見出していくイノベーションが必要です。各職場で働く社員一人ひとりが性別・障がいの有無・国籍・年齢などに左右されることなく、それぞれの才能や強みを活かし、変化を先取りして新しい価値を生み出していく、という発想により、真のD&Iを実現させ、大きなイノベーションにつなげていくことが重要です。 また、社員が自分らしさや、強みを発揮して、チームに貢献 している実感を持って働くことが社員の幸せにつながる重要な要素であり、その土台となるのが、互いの違いを認め合う カルチャーづくりだと考え、ダイバーシティ推進本部を推進 母体としてグループ全体で取り組んでいます。

ジェンダーギャップの解消

2023年度末までのグループ全体の女性管理職比率の目標を30%以上と設定し、女性社員の知識・スキル向上、意識・ マインド変革に向けて女性育成プログラムを実施しているほか、グループ各社で独自のプログラムも実施しています。 これらの取組みの結果、目標数値を定めた2013年7月時点ではグループ全体で女性管理職数は305名、管理職に占める女性比率は5.0%でしたが、2023年4月1日時点の女性管理職数は1,991名、管理職に占める比率は28.1%となっています。当社は、経済産業省および東京証券取引所が女性活躍推進に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家に魅力ある銘柄として紹介する令和2年度「なでしこ銘柄」に選定されました。当社は2017年度から4年連続での選定となります。

障がい者活躍推進

当社グループでは全国各地で障がい者を採用し、活躍できる職場づくりに力を入れて雇用の定着を図っています。 2023年4月1日現在の当社グループにおける障がい者雇用率は、2.36%です。 損保ジャパンでは、全国に障がい者職業生活相談員を配置し、働きやすい職場づくりのためのサポートなどを行う体制を整えています。2018年4月に設立した特例子会社*「SOMPOチャレンジド」は、当社グループにおける障がい者の雇用や活躍を牽引する役割も担っています。

  • 特例子会社とは、「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める一定の要件を満 たし厚生労働大臣の認定を受けた、障がい者の雇用に特別な配慮をした子会社

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