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介護事業戦略の全体像

基盤のオペレーター事業に加え、プラットフォーム事業、ウェルビーイング事業を新たな収益の柱とし、介護業界全体の変革、発展を目指す

図:中期経営計画における事業戦略の全体像

  • 1人のご利用者さまに、2人のご家族さまがいらっしゃる前提で試算

2024年度から始まった中期経営計画では、基盤のオペレーター事業に加え、プラットフォーム事業とグループのメインプレイヤーとして取り組むウェルビーイング事業を新たな収益の柱とし、当社グループの介護事業の利益成長だけでなく、介護業界全体の変革、発展に取り組んでいます。

2024年度は、修正利益、入居率、事業別ROEともに計画どおり進捗しています。既存事業・新棟の成長に加え、「未来の介護」モデルを全介護付きホームで導入し、品質を伴う生産性向上を実現しています。また、NDソフトウェアのソフトウェア拡販や食事外販が進展し、プラットフォーム事業の拡大につながりました。

主要KPIと進捗

グラフ:中期経営計画の主要KPIと進捗

  1. 2023年度は旧基準、2024年度以降はIFRSベース
  2. 施設・在宅介護などの介護保険収入を軸とした事業の修正利益を分子として計算。2023年度は旧基準、 2024年度以降はIFRSベース

主な取組み

オペレーター事業

収益力の向上、「未来の介護」モデルの展開、物価高騰などの外部環境への適応に取り組み、介護施設の入居率は事業参入以来最高の94.7%を達成しました。「未来の介護」モデルは、全介護付きホームで導入が完了し、1ホームあたり月1.8人分(介護付きホームに勤務する介護職員の総労働時間10%)相当の生産性向上を実現しています。また、介護保険外のサービスである「プライベートサービス」を本格展開し、サービス提供によりご利用者さまの生きがい支援を目指しています。

プラットフォーム事業

オペレーター事業で培ったノウハウ・サービスである食事、コンサルティングサービスの外販、NDソフトウェアによる介護・福祉業務支援ソフトウェアの開発・提供に取り組みました。2024年度の高齢者施設向けの食事外販、NDソフトウェアの売上高は前年実績を上回り進捗しています。

ウェルビーイング事業

健康、介護、老後資金の不安にワンストップで応える介護を軸とした新たなサービスの展開に取り組んでいます。高齢者やそのご家族に向けた相談サービス「ウェルビオ」や、終活・資産運用支援、未病・予防介護の仕組みづくりを進めることで、人々のくらしの選択肢を広げています。


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