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SOMPOウェルビーイングの新たな取組み

仕事と介護の両立支援サービス『ウェルビオBiz』

SOMPOヘルスサポートは、仕事と介護の両立を支援し、従業員の介護離職防止と企業の生産性向上に貢献する企業向けの新サービス『ウェルビオBiz』を開発し、2025年7月1日よりサービス提供を開始しました。

背景・目的

少子高齢化の加速により、労働人口の減少と高齢化が同時に進行し、企業における人材不足は深刻化しています。加えて、共働き世帯の増加に伴い、家族の介護を担う従業員(ビジネスケアラー)が増加し、介護と仕事の両立が困難になるケースが増えています。その結果、労働生産性の低下や、介護離職という形での企業の人材流出につながるという問題も顕在化しています。このような状況を受け、政府は「仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン」を策定するなど、企業における仕事と介護の両立支援を推進しています。

SOMPOグループは、これまで介護領域や健康経営の領域におけるノウハウを培ってきました。そのノウハウを活かして、SOMPOホールディングスおよびSOMPOヘルスサポートは、企業が従業員の介護離職を防止し、生産性を維持・向上させる取組みを包括的に支援する『ウェルビオBiz』を開発しました。

本サービスの提供を通じて、従業員が安心して働き続けられる社会の実現に貢献します。

イメージ図:ウェルビオBizの背景と目的

サービスの概要

『ウェルビオBiz』は、従業員の仕事と介護の両立を支援するための企業向けサービスです。経済産業省の「仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン」や厚生労働省の「育児・介護休業法の改正」などの内容にも対応したパッケージ型のサービスで、各企業での取組みを後押しします。

イメージ図:ウェルビオBizのサービスの概要

本サービスは、介護離職や生産性低下を防止するために必要な要素を包括支援から個別支援まで網羅的にカバーしています。特に従業員の介護に関する悩みは個別性が高いため、一人ひとりに対応する支援が重要です。「オンラインコミュニティ」については、経済産業省の「仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン」に事例として掲載されている損保ジャパンの社内コミュニティのノウハウを活用し、外部向けに開発。相談窓口は、介護のプロであるSOMPOケアの専門職などが対応し、顧客レビューにおいて高評価*を獲得しました。いずれも介護に長年向き合ってきたSOMPOグループならではのサービスとなっています。

  • 2025年6月でサービスをご利用いただいたお客さまによるSTORESレビューにて、5段階中4.9の総合評価をいただきました。

今後の展開

本サービスは、2024年度下期にトライアル(8社従業員4万人が利用)を実施、商品内容のブラッシュアップを重ねてきました。2025年6月、大阪・関西万博テーマウィーク「健康とウェルビーイング」内イベントにおいて紹介し、個別支援をはじめとしたSOMPOグループならではのサービスについて紹介しました。

2025年7月より正式に本商品を販売しており、今後は、損保ジャパンをはじめとするグループ各社の法人顧客にサービス提供することにより、介護による離職や生産性低下による経済損失などを低減させるなど社会課題解決への取組みを加速していきます。

画像:大阪・関西万博での、ウェルビーイングCEO大場によるウェルビオBiz紹介の様子 大阪・関西万博での講演の様子
(写真左・株式会社日本総合研究所 南雲氏 右・ウェルビーイングCEO 大場)

  • 2025年6月24日開催 日本経済新聞社 イベント・企画ユニット主催 金融が支える健康経営・ウェルビーイングに協賛

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